やあさむ・・・ -4ページ目
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みため

僕は女の人を顔で選ぶ。
でも、「分かってない」とか言われたくない。

人の中身って顔に出ると思う。

好みといえば
内面の良さがが滲み出てるような顔の人。


多分、彼女は僕のことをいちばん知ってて、
多分、僕は彼女のことを一番目か二番目かによく知っている女性がいる。
僕はその人の心の調子が顔で分かる。
「お前今日かわいくないな」「ひどい」
「お前今日いい顔してるな」「そう?」
会う度にどちらかの会話をする気がする。

基本的に彼女はかわいい。
でも光る時と光らない時がある。

男でも女でも一緒だと思う。
根本的な人間性とその時の心の調子。
半永久的なものと一時的なもの。
前者は顔のどこかに現れる。
後者は全体的な印象に現れる。

もちろん騙されることもある。
でも、騙される前に気づく。

こんな目で人を見てるとは思われたくない。
でもそんな目で見てる。

僕は今日どんな顔をしていたのだろうか?
一般受けしないことは間違いない。
変人を待とう・・・

(写真:a Church @Budapest, Hungary)

おやごころ

今日、酔った勢いで同僚と大型のゲームセンターに行った。
僕はいくら酔ってもゲームをそんなに楽しめない。
そんな僕がふらふらしてたら、
同じように3歳くらいの女の子が独りでずっとふらふらしてる。
迷子かと聞くと違うと答える。
好きなことばっかり喋っていてとても愛らしい。
警戒心もまったく無い。
独りにするのが心配でしょうがなくなってきた。
一緒にふらふらしてたら、別々の場所で、
男性と女性一人ずつに会釈された。
両親らしい。

12時前のゲームセンターで女の子独り。
危なくないわけがない。
他人の僕の酔いも醒めた。


他人の家族の形態に口出しをする気は無いが、
あれは家族と言えるのだろうか?


人と違うことが誉められがちな世の中だが、
普通なことも素敵だと思う。

土地によって、国によって、組織によって、人間によって、
それぞれの常識がある。
世の中にはこれにさえ気づいていない人が多いように思う。
自分の場所を一歩出れば、自分の常識は非常識になのに。

でも、人間として自然な姿ってのはどこでも一緒じゃない?

天才に近くなればなるほど変な人が多い。
少なくとも僕は天才じゃないから、
自然に、普通に生きようと思う。

というか、他人から見て、どんなに風変わりな僕でも、
きっと、動物的には自然だと思う。

(写真:Carnival @Dubrovnik, Croatia)

そういえば・・・

なぜか分からないが、幼い頃からあまがえるに妙な親しみがある。
これの屋号になってるくらい。

ちょっと前に人間があまがえるに親しみを持つ理由に一説が発表された。
頭と胴体の比が人間の乳児と同じだからだという。
その事実より、僕以外にあまがえるに親しみを持つ人がいるということに驚いた。


ひとつ忘れられない思い出がある。

あんまりにあまがえるが気に入ったもんで、
少年僕はお風呂にその「あま太くん」を連れて行った。

最初はのびのびと泳いでいたあま太くんが、
両手両足を伸ばしたまま止まってしまった。

カエルは変温動物だ。

おとしもの

往きがけに、道路に落ちていた
コンビニの袋が
帰りにはなくなっていた。

誰かが片付けたのだろうか?


誰かが捨てたことだけは間違いない。

(写真:ruin @Dubrovnik, Croatia)

じょうねつ

今日、やる気の無いプレゼンテーションを3つも見せられた。
みんな考える気が無かったらしい。
まさか能力が無いわけじゃないだろうに。
本気って利用制限あったっけ?

(写真:Stained Glass by Alphonse Mucha @Prague, Czech)

しゃしんき

今年の春、初めてカメラを買った。
写真に写るのも嫌いだったし、ツアーのおばちゃんよろしくミーハーにパチパチ撮るのも癪だった。

が、
春の1ヶ月の放浪で、200枚近く写真を撮った。
どれも捨てがたく、気に入っている。

特に文章と関係も無いのだけれど、背景が寂しいので毎回アップする。
ちなみにカフェの写真は僕のではない。

自慢?かもしれない・・・

(写真:the Adriatic @Dubrovnik, Croatia)

カプチーノ

僕はカプチーノが大好きで、毎週末カフェに行く。

最近馴染みのバリスタに、美味しいというカフェを紹介してもらった。
僕の人生で最高のカプチーノだった。

そのバリスタに感想を聞かれて、困った。
「最高だった」といえば、彼の腕を否定することになる。
「イマイチだった」といえば、彼の舌を否定することになる。
「やっぱあなたにはかないませんよ。」そんな歯の浮くようなこと…

「いや、あそこ“も”うまいですね」

われながら模範解答を捻出。
彼曰く、豆の焙煎方法云々で比較にはならないらしい。
そんなとこは僕の舌には関係あるはずも無く、
東京に戻るたびに僕はあのカフェに行くことになると思う。

いずれにしろバリスタ!
あんたのカプチーノ“も”好きだから毎週通ってんだよ!!

会社も家もカフェも旅行先も

メディアで流れる東欧の街並みを見ると必ず、
また、「現実逃避がしたい」と思う。

8ヶ月前、僕はあの絵の構成要素だった。
現実逃避がしたいと言うけれど、
知らない土地に行くという現実逃避が現実。
完璧な現実逃避は、その街並みを頭に浮かべて遊ぶこと。
もしかしたらそれでさえ、現実回顧なのかもしれない。

現実逃避をする現実。
現実逃避をするための現実。
頭の外は全部、現実。

(写真:a Promenade @Krakow, Poland)

もののはじめ

流行に一足後れてブログというやつを始めてみることにした。
平凡な毎日だけど来週の僕は今日の僕の書くことを
懐かしがるかもしれない。
恥ずかしがるかもしれない。

それを見るのが楽しみ。
絶対にかなわない楽しみ。
今日の僕は来週の僕を見れない。

(写真:an Evening Glow from Cafe @Dubrovnik, Croatia)
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